彌生画廊

 

 

 

 

中村 由美子(ハープ)   
東京藝術大学音楽学部ハープ科を卒業。
1978年渡仏して世界的なハープ奏者であるリリー・ラスキーヌ女史のもとでフランス音楽を中心に研鑽を積む。ニース国際音楽講習会に参加、ディプロマを取得。帰国後、仏大使館文化部支援の洋弦会に出演。現在、東京フィルハープ奏者を務める傍ら、独奏、室内楽の活動を続けている。元東洋英和講師。
  
下川英子
東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業  
現在 作曲家・音楽療法士。
昭和45年の、東京藝術大学2学年に在学中、同学年だった有元利夫との交流が始まる。藝大時代は、伴奏者の下川さんと、フィアンセの容子さん、リコーダーの有元さんの3人でチェンバロの部屋に集まり、気のすむまで演奏したとか。

 

 

" 好きな作曲家のスコアを買ってきて吹いているうちに、自分で作ってみたいと思うようになり、去年は五つか六つくらい「作曲」しました。といっても、こちらは気楽なシロウトですから、暇な時にそばでテープ・レコーダーを廻しておいて気の向くままに即興のメロディーを吹く。モチーフになるフレーズは、それこそいくらでも出てくるのです。でもこれでは「曲」が完成したことにはなりません。それを完成させるための編曲変奏の部分はプロにまかせます。最終的に、たとえば「ハープと二本のリコーダーのための曲」というふうに出来上がってくる。合奏してみると、なんとなく全部作り上げたようで、まんざらでもない気分になったものです。 " 

「女神たち」より


有元利夫「RONDO」CD

以前より、多くの関心が寄せらておりました有元利夫の「音楽」。 楽曲『RONDO』は生前の有元利夫がみずから作曲したものです。
作家の藝大時代の友人の方々、ならびに奥様である容子様の御協力によって、2003年春に収録され、今回はじめて再現できることとなりました。

作曲:1980年:有元利夫
編曲:1980年:下川英子(若尾) 作曲家・音楽療法士 
演奏:ハープ:中村由美子  初演演奏者      
録音:2003年:山崎達朗
協力:高知県立美術館
制作:彌生画廊

 24分(収録曲『RONDO』3分程度×8回リピート)
□ CDジャケット内に『RONDO』譜面を記載
□ 1000円(送料・消費税込)

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